ってな話は真実かどうかは知らないですが、僕が信じている基本法則の一つだったりします。
僕はかなり若い頃、思い出せばたぶん高校生くらいのころ、なぜか突然そう思いつき以降は自分の人生の選択肢をできるだけ増やすように行動しています。
僕にとってはすごく根本的な考え方なのですが、もしかして多くの人はあまりそう思ってない?と思う出来事があったのでなんとなく書いてみようかと。
例えば大学進学
僕はもともと勉強なんて嫌いだし、実験は大好きだけど学術的に突き詰めるというのは全然で、なんか面白そうなことがあったらとりあえずやっちゃうというだけであって、高校生のときに「大学でさらに勉強したい」なんてサラサラ思ってませんでした。
が、気がついたんですよ。
大卒と高卒じゃ、その後の人生の選択肢が圧倒的に違うということに。
就職一つとってもそうですし、たとえば現在僕は海外でビザを取って定住していますが多くの国で大卒以上と未満とではビザの取りやすさが段違いなのです。
そういう細かいことは当時の僕は知りませんでしたが漠然と「大学行っといた方がその後の人生の選択肢が増える」と思ったのが大学進学を決めた主な理由だったりします。
例えば副業
大学を卒業し一部上場のそこそこ大手企業に入社した僕ですが、入ってみてわかったことは「この会社でどんだけ仕事を覚えても会社辞めたら全く役に立たないぞ」ということです。
大手企業というのは良くも悪くも仕事がきっちり分業化されていますから、その中で自分の仕事を突き詰めても一人で外に出たら全く使いものにならないわけです。
これはいかん・・・
今後の人生の選択肢がメチャ狭まっている!早急に人生の選択肢を増やさねば・・・。ということで当時じょじょに流行りつつあったアフィリエイトとサイト運営に手を付けたのが副業を始めたきっかけです。
僕の視点から見ると、会社勤めだけに人生の基盤を置くとか超恐ろしいわけですよ。でも、実際は多くの人がそんな感じだし、世の中で気には圧倒的にそれが普通なんですよね。
たとえば外国語
僕は前の会社の仕事で海外赴任するまでは「愛する埼玉から一歩も動かかない!だから日本語だけ話せればいい」と自分に言い訳をし、選択肢を増やすという基本法則と矛盾した行動をとっていました(笑)
人間は弱いものですね・・・
が、海外に来て必要に迫られたのもあるけど、何より自分で話せたら選べる選択肢の数が段違い!ってことに気がついたらコレはもう勉強しないわけにはいかないわけです。
で、実際覚えたらこれがもうホント段違い。
なんか商売で日本語を必要としている現地人からガンガン声が掛かるし、アフィリエイトがだめになってもこれだけで食っていくには十分以上に稼げそうってくらい商売の話が舞い込んでくる。
選択肢がまた増えた。
たとえば飲食店
会社を辞めたあとアフィリエイト専業になった僕ですが、気がつけばまた選択肢がアフィリエイトに絞られているではないですか。怖い〜、Google先生に踊らされたらどうするの!?
で、なぜか海外で飲食店を経営していますw
まぁ、海外でちょっと小金を持っているとこの手の話って結構舞い込んできて、僕もご多分に漏れずその話に乗っかってしまったわけですが、運良くそこそこ経営がうまくいってて選択肢の確保に成功しています。
あと、もう一つ別の会社もはじめましたが、こっちはまだ全然ダメダメで・・・
今後も選択肢を求めて生きていく!
とまぁ、うまく行った話ばかり書いてますが、もちろん選択肢を求めたものの失敗したことのほうが遥かに多い人生です。でもですね、その失敗は次になにかするときに知見として生かされる(かもしれない)し、それはそれでいいんじゃないかと。
現在、日本の閉塞的な空気の根源を想像するに多くの人が自分の選択肢を自ら狭め「右にも左にも動けない!」という気持ちになってしまっているのではないかと思うわけです。
いろいろ紆余曲折が有りながらも「右がダメなら左に行けばいいじゃないか」と思えると人生とっても気が楽ですし、そう思うためには常に複数の選択肢を手の中に握っておかねばなりません。
そして選択肢を増やす方法は一つしか無くて、とにかく面白そうなことには乗っかってみる。アレはダメ、コレはダメとできない理由を探さない。で、いろいろやってれば、自然に一つくらいはうまくいくので、そこからさらに広げていくしかありません。
現狀、日本の社会自体が選択肢が少ない状況なのは事実だと思います。
だからといって、訳知り顔でできない理由を並べ立てても、自分の選択肢は増えませんし、今後の人生が良い方向へ向かう目処も立ちません。
逆になにかやっていればたとえ失敗してもそこからなにか見えてくるものがあるわけで、この厳しい環境で豊かに生き残っていくにはそんな風に生きていくのがいいんじゃないかというのが僕なりの答えだったりします。
そんなわけで今日も選択肢を増やすべく生きていこう(笑)