海外在住になってから人とアフィリエイト話をする機会がめっきり減っている僕ですが、最近はコロナの影響でオンライン飲み会を楽しんでいたりします。
で、そんなとき話題に登るのが
「アフィリエイトで稼げる時代は終わったのか?」
って話。
かつてアフィリエイトで実績を上げていた人たちがGoogleのアップデートで続々と上位表示から退場し、一部の人の間ではアフィリエイトではもう稼げないという空気が漂っているのだそう・・・
結論から先に書きますが、
僕的には全然そんなことはなくて、僕は今でもバリバリアフィリエイト専業だし、なんなら儲かりそうなネタは書ききれないくらい目星がついているし、アフィリエイトは全然終わってないよって思うんですよね〜
そもそも今までが簡単すぎた
こう言ってはなんですが・・・
アフィリエイトは終わったという話の根底には「今まで稼ぐのが簡単過ぎた」ってのがあると思うのです。
一例を挙げるとレビューアフィリエイトからミニサイト作成につながる一連の手法。
これはこれで実体験を伴うレビューを書くことで広告主が出していない情報を補完するという意味で価値あるコンテンツでしたが、穿った見方をすれば結局の所、広告主がコストを掛けて他媒体で宣伝した商材の検索にニーズのおこぼれを頂いている状態だったわけです。
僕もアレコレやっていましたので、別に手法として否定する気は全然ないというか、かつては効率良く稼げる手法だったのでむしろ良かったのですが、現状、この簡易な手法に対してSEOがかなり厳しくなっています。
たとえば、僕がかなり前に遊びで稼いでいた「プロアクティブ」
当時はプロアクティブ自体がガンガンTVCMを売って広告しており、その情報を求めて検索する人が唸るほどいたわけです。なので検索上位に表示されさえすれば黙ってても報酬がゲットできました。それこそ2時間で作ったサイトでウハウハくらいに。
ちょっと前まで流行っていたレビューアフィリエイトや商材名狙いのミニサイト作成って結局こういうスキームなんですが、実はこれって新しい価値は生み出してないんですよね。公式の情報を補完しているだけで・・・
長く稼げるアフィリエイト手法とは?
上記の手法で比較的簡単に報酬をゲットできる時代は終わりを告げました。じゃ、これからどうするのかって話ですが、原点に帰ればいいと僕は考えています。
原点とは、「市場の細かいニーズを捉えて、解決策を提示し、コンバージョンにつなげること」です
たとえば今回のコロナ騒動でマスクが不足しました。
あるサイトでは、楽天APIを利用して在庫があるショップのみ自動抽出し、かつ1枚あたりの単価を自動計算してランキングページを作成していました。
これが「市場の細かいニーズを捉えて、解決策を提示し、コンバージョンにつなげること」です。
市場のニーズは日常生活に山ほどある
僕はもう10年くらい前から言ってますが、ちょっと注意しながら街を歩いていれば、記事のネタなんて山ほど転がっているし、コンバージョンに繋がりそうな疑問だって1日に何個かは見つかります。
その中から自分なりに答えを見つけられるネタがあれば、ガンガン記事にしていけばいいわけです。で、時々、アフィリエイトに繋がりそうな話があればきっちりリンクを貼って報酬ゲットの機会を作っておく。
こうすることで、自分と同じような疑問を持った人には答えを提供でき、世の中が一つ便利になり、自分も報酬をゲットできて、みんながハッピーになる、これが本来アフィリエイトがあるべき姿ではないかと。
そのためには日々の生活のささやかなことに目を向けて興味を持つことが必要です。
僕はよく「こっそりさんっていつも無駄に楽しそうだよね」みたいな微妙な評価をいただくことが多いのですが、僕その評価に非常に満足しています。だって世の中って無駄に楽しくできているじゃないですか?
この楽しさを発掘してネット上で形にして、うまいことやれば高額な報酬までゲットできちゃう、いや、最低限、アドセンスのクリックくらいは・・・、ってのが本来ネットで稼ぐあるべき姿なのかもしれません。
ちなみにですね。
僕がアフィリエイトを始めた頃の有名アフィリエイターといえば藍玉さんで、彼女がやっていたサイトは「悩みドットジェイピー」です。
今から15年前のあの当時に、このサイトを作ったセンスは素晴らしいと今でも思うのですが、レビューで簡単に報酬をゲットできる時代が終わった今、改めて考えてみたいのが悩みや疑問、興味を主体にしていくコンテンツ作成方法ではないかと。
Googleのアップデートでかつて良しとされていた手法が総崩れになった今だからこそ、価値あるサイト作りとはどんなものであるのか?ってことを見直してみると、新たな報酬ゲットの道筋が見えてくるんじゃないかなと思ったりする今日このごろです。